美容外科/美容整形 城本クリニック
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アンチエイジングに関する基礎知識
活性酸素:フリーラジカルとは?
「体を活性化する酸素」とは全く正反対の、「体を傷つける酸素」という意味です。
人が呼吸するときに欠かせない酸素は、体内で栄養素と結びついてエネルギーを作り出します。
しかし、正常に新陳代謝が機能していない場合や加齢による機能低下により、メラニンが角化されず残ってしまった場合に、シミ・色素沈着になってしまいます。
しかし、体内に入った酸素のうち、使われなかった分は酸化してしまいます(さび付いた状態に例えられます)。

油が空気にふれ酸化したり、長時間にわたり鉄を水にさらすとさびが出たりする同じ現象が体の中で起きているのです。
身体の中で一旦酸化が始まると、連鎖反応で酸化が進み、年齢とともに発生量は増えていきます。
身体がさびつかないようにさせる、酸化を抑える作用を「抗酸化作用」といいます。
活性酸素と老化の関わり
活性酸素は人体の老化に深く関わっていて、ある種疾病の主原因となります。
しかし、正常に新陳代謝が機能していない場合や加齢による機能低下により、メラニンが角化されず残ってしまった場合に、シミ・色素沈着になってしまいます。
老化によって身体にはいろいろな変化が現れ、肌には“シミやシワ"ができます。
老化に伴ってできるシミは、細胞が酸素によって酸化された跡といえます。
日焼けは紫外線による皮膚の炎症ですが、実は紫外線のエネルギーが細胞内から活性酸素を発生させたと言えます。
活性酸素の発生原因
  • 紫外線や放射線を浴びたとき
  • 有害な排煙を吸ったとき
  • 食品添加物の摂取
  • 食料品に残留する農薬の摂取
  • 体内に病原菌侵入による過度の炎症
  • 石油系化粧品の長時間使用
  • ストレスの蓄積
  • 過度の喫煙・飲酒
  • 過度の運動による大量の酸素消費
  • 塩素が多量に含まれた水道水の飲料
  • その他
活性酸素とシミ・色素沈着
紫外線が皮膚に当たるとそこに活性酸素が発生し、細胞の酸化が起こります。
そうなると細胞が死んだり、細胞が本来持つ機能を果たせなくなってしまうため、酸化がそれ以上体に広がらないように、防御機能としてメラニン色素ができるのです。

メラニン色素というと、シミの原因として嫌われる存在ですが、もともとは体を防御する自衛手段で細胞の酸化が進行しないようにするというありがたい色素です。

通常、紫外線の影響がなくなれば、メラニン色素は皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)により元にもどります。
しかし、正常に新陳代謝が機能していない場合や加齢による機能低下により、メラニンが角化されず残ってしまった場合に、シミ・色素沈着になってしまいます。
活性酸素とシワ
コラーゲンはひも状の繊維で通常は、整然とならんで肌のはりを保持しています。
しかし、正常に新陳代謝が機能していない場合や加齢による機能低下により、メラニンが角化されず残ってしまった場合に、シミ・色素沈着になってしまいます。
これが酸化されることによって複雑にからみあったり、数が減ったりして、肌からはりを奪っていきます。
エラスチンは肌に弾力や伸縮をもたらしていますが、やはり酸化されるとその機能が失われ、結果、皮膚の弾力を奪ってシワを刻みつけてしまいます。
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